【AviUtl】音に合わせてグローの形状にある『クロス』や『クロス(斜め)』っぽい動きをするLiveLightを配布!【Script】
説明しにくいのだけど、音に合わせてグローの形状にある『クロス』や『クロス(斜め)』っぽい動きをするスクリプト。基本的には発光やグローなどの光系のフィルタ効果との併用を想定しています。
ちなみにフレームバッファの合成モードを変えて合成するのも面白いかもしれません。また、Figureフォルダに追加した自前画像との併用も吉。
上のメインとプレビュー画像の左上にあるのがFigureフォルダに追加したグラデーションの掛かった円のPNG画像。その画像をスクリプトの設定内にある形状選択から指定してやったものが画面中心のもの。
右と左の画像の違いは補正係数の違い。まあ、同じ音データを取得しても設定次第で色々と印象が変わるよ!という例。
![]() | ← 一つ上の画像のような光加減にするのに使ったPNG画像。 使いたい場合は、画像の上で右クリック→画像を保存などでこのPNG画像を保存した後、AviUtlのPluginsフォルダ内に作ったFigureフォルダに突っ込めば使用可能になります。 |
基本的な動きはこんな感じ。補正係数次第で重なり具合が変わるので、もっと光そのものっぽくもできる。注:Gif動画が重くなりすぎたので10fpsで書き出してます。
使用上の注意点
- 同一フレーム上の音データを拾って、動きに反映させるスクリプトなので、同一フレーム上に音声ファイルが必要。
- 指定フレーム数分の音データを平均値化しているために0フレームでの初期化(現行フレームがオブジェクトの先頭に合えば自動で行われる)が必要。※
- プレビュー時などは、オブジェクトの先頭から指定フレーム数分だけメイン画面の『|▶』をクリックして進ませてからプレビュー再生させないと、プレビューが正しく表示されない可能性あり。※※
※ 0フレーム初期化とは……
青いオブジェクトの頭の部分に現行フレームがぴったりと合っている状態になること。この状態になると、自動でオブジェクトが初期化される。
つまり編集上、特定のフレーム間で限定的に出力するときなどに注意がいるということ。出力するフレーム間にオブジェクトの頭が含まれていないと、データが初期化されず、正しくエンコードされない。
※※ プレビュー再生の注意事項
指定フレーム数分の平均値を得るために、 の
を指定フレーム数分だけクリックして進めて(※)からプレビュー再生すると、正常にプレビューが行われる。あるいは行われやすい。
正常にプレビューが行われない理由としては、連続するフレーム(指定フレーム数分)のデータを処理しようとしているにもかかわらず、処理の負荷の影響でフレームのスキップ(プレビュー時)が起こり、正しくデータが処理されないため。
同様に編集処理中も、連続しているフレームを飛ばすような作業をすると、正しい処理が行われず、スクリプトの動きに誤差が出る。
ちなみにエンコードはフレームのスキップは起らずに1フレームごとの処理なので、プレビューが正しく表示されなくても問題なくエンコードはされる。
※ 以下、ちょっと専門?的な話。
obj.frameを使わずにフレームごとに1ずつカウント変数を増加させることで、フレームスキップに対応してみました。フレームスキップによってプレビューがおかしくなることはなくなったはずですが、スキップが発生している場合と連続してフレームが処理されている場合ではスクリプトの出力結果に差が出ます。
項目解説
- 個数:音を分割する数、また、図形を配置する数。
- 彩度:表示されるスクリプトの彩度調節。
- S補正:重なり具合の補正。
- 角度:表示されるオブジェクトの角度調節。
- 順番⇔シャッフル:色を順番にするかシャッフルするか。
- 列数:配置される図形の列数。
- 取得フレーム数:動きの滑らかさを出すために必要とするフレーム数。
- Figure:図形選択。Figureフォルダに追加した自前の画像もここから選択可。
- Line:配置された図形の線幅の指定。単位はパーセント。
- Alpha:透明度の指定。重なり合うことで色や光加減が変わるので、色々と変えてやると吉。
- Blend:合成モードの指定。基本的には変更しなくていい。
- 色変化速度:色の移り変わる速さ。初期値の0だと、変化せず。
- SEED:ランダムな値を得るための数値。
DL
『スクリプトの保存→導入までの流れ』
- リンク先のTXTが文字化けしている場合は、ブラウザの文字エンコーディングをSJISに変更する。
- FC2 のファイル保存形式上の都合でtxtファイルで保存されているので、上記のリンクの上で右クリックして『リンク先のファイルを保存する』を選択してファイルを保存するか、リンク先のページに飛んで『Ctrl + A』で全てを選択し、メモ帳等にコピペ&S-JISで保存する。
- 保存(作成された)ファイルの拡張子をtxt → objに変更する。
- AviUtlのScriptフォルダにコピペする。
拡張子の変更例:LiveLight.txt → LiveLight.obj
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