【AviUtl】6年の時を経てVer110RC1版がリリース!【動画編集】
2013年から6年の時を経て、Kenくんさんが復活。AviUtlのVer110RC1がテスト版としてリリースされています。Twitterのほうも再開されたようで、AviUtlを使わせてもらっている身としては嬉しい限りです。
ちなみにツイッターのコメントを読んだ感じだと、更新の方向性としては64Bitに対応するのではなく、沢山のプラグインが継続して使えるように32Bitのままメモリ制限を回避したり、Bugの修正だったり、やり残したことの追加という感じでいくようです。
また、GPUによる画像処理も現時点では考えていないとのこと。64Bitで新設計するのと変わらなくなってしまうみたいですね。(。>∀<。)ニコッ
AviUtl Ver110RC1の変更点
ちなみに更新情報が記されたテキストによると、
- ビルド環境の更新に伴う調整。
- 映像キャッシュを共有メモリで確保するように変更。
- キャッシュサイズの指定をメモリ容量で指定可能に。
- メモリの確保失敗時にキャッシュサイズを調整して再試行するように。
- LargeAddressWareを常に有効化。
- システムの初期値の変更。
……とのこと。簡単に言えば、昨今のPCメモリの大容量化に対応して、32Bitでのメモリの使用制限を常に解除しつつ安定的な運用ができるようにした、という感じかと。
ちなみに以前は時折、メモリの確保に失敗!とか出た気がしましたが、調整機能が働いているのか4K編集も普通に行けそうでした。
また、映像キャッシュが共有メモリで確保できるようになったということは、メモリを沢山積んでいるPCを持っている人はそれなりのサイズを設定してやると、読み書きのタイムロスが減って編集時のストレスが減るはず……たぶん。
注意事項?(2019/09/08追記)
旧Verを使っていたAviUtlフォルダに新VerのAviUtl.exeをコピペしてやり、上書きするのはいいのだけれど、そのときはAviUtl.iniを一度削除するか、AviUtl.ini.oldのように拡張子を変えて無効化することをオススメします。
他所様の環境でどうなるかはわからないけれど、うちの環境だとWebカメラで撮影したMP4ファイルを読み込んで再生すると、映る→緑→映る→緑……の無限ループに陥った。対処法としては旧VerのAviUtl.exeに戻すか、新VerのAviUtl.exeを使うのであれば、AviUtl.ini.oldのように拡張子を変えて無効化し、新AviUtl.iniが作成されるようにすると症状が改善する。
ちなみにAviUtl.iniを再作成した場合は、入力プラグインの優先度設定なども初期化されているはずなので見直して置くこと。
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