【Wi-Fi中継機】簡単にWi-Fiの電波エリアを拡張できるTP-LinkのRE330/AC1200 のレビュー!【TP-Link】
RE330 | AC1200 メッシュWi-Fi中継器 | TP-Link 日本
TP-Linkの格安Wi-Fi中継機『RE330』のレビュー記事です。自宅ネットワークにおける電波状況の改善(電波が弱く送受信が不安定な場合)が必要な人はいい機会なのでWi-Fi中継機の導入を考えてみるのもいいでしょう。
Wi-Fi中継機とは?
Wi-Fi中継機とは、無線LANルーターなどの電波を中継することで、本来であれば電波が届かなかったり、電波強度が弱くて電波の送受信に支障をきたしたりするエリアにも安定して電波を届けることが可能になる機器です。
RE330の特徴
- デュアルバンドWi-Fi:2.4GHz(300Mbps)と5GHz(867Mbps)のデュアルバンド。
- Tp-Link OneMesh対応:TP-Link OneMesh™ルーターと接続してメッシュネットワークを構築可。
- 自動経路選定:ルーターと中継機間の最適な経路を自動判別して通信速度を極力維持する。
- ハイスピードモード:ルーター向けと接続端末向けにWiFiバンドを分離させて高速化を図る。
- ブリッジモード:ルーターと繋がった有線LANと接続し、Wi-Fiのアクセスポイントとしても利用可能。
- シグナルインジケーター:Wi-Fiの信号強度(電波強度)を表示可。
- 簡単設定:WPSボタンによるワンタッチ接続可能。
- 高い互換性:様々なルーターやアクセスポイントと接続可能。
RE330の仕様
『ハードウェア』
- 規格及びプロトコル:IEEE 802.11a/n/ac 5 GHz, IEEE 802.11b/g/n 2.4 GHz
- 有線LANポート:10/100Mbps LANポート(RJ45)×1
- ボタン:WPSボタン・Reset(初期化)ボタン
- 消費電力:9.5W
- 寸法:69.5×35.0×124.1 mm
- アンテナ:内蔵アンテナ2個
- 動作環境:動作温度: 0℃~40℃ (32℉ ~104℉)、保存温度: -40℃~70℃ (-40℉ ~158℉)、動作湿度: 10%~90%、保存湿度: 5%~90%※
※ 結露を避けること
『ワイヤレス機能』
- ワイヤレス規格:IEEE 802.11a/n/ac 5GHz, IEEE 802.11b/g/n 2.4GHz
- 信号速度:最大300Mbps(2.4GHz)、最大867Mbps(5GHz)
- ワイヤレス機能:Wi-Fiのオン/オフ、DFS、アクセスコントロール、LEDコントロール、電源スケジュール、Wi-Fi範囲設定
- セキュリティ:64/128-bit WEP, WPA-PSK/WPA2-PSK暗号化
- 送信パワー:2.4 GHz ≤20dBm, 5 GHz ≤30dBm
RE330の接続方法
- WPSを用いたワンタッチ接続
- TP-LinkのTetherアプリを用いた接続方法
- ブラウザを用いた接続方法
RE330の主な接続方法は上記の3つになります。個人的にはWPSを用いた簡単セットアップが一押しです! ただし、WPSでは電波の接続名等を変更したり、設定を変えたりすることはできないので、細々とした設定を変更したい場合は別途ブラウザやTetherアプリを使うことになります。
『WPSで簡単一発接続方法』
- 中継機を無線LANルーターに近い場所にあるコンセントに設置し、電源LEDが点灯するのを待つ。
- 無線LANルーターのWPSボタンを押す(機種によっては長押しかも。またBUFFALOのルーターであればAOSSボタンを押す)
- その後、2分以内に中継機のWPSボタンを1秒以上長押しする。
- 中継機のLEDが点滅から転倒に変われば設定完了!※1
- コンセントから抜き、電波状況を改善させたいエリアのコンセントに再設置する。※2
- 再設置した中継機が安定的に電波を送受信できていたら成功!
※1 中継機の2.4GHzか5GHzの片方しか点灯しない場合はリセットを押して再度上記の手順を行う。
※2 設置場所はある程度しっかりと無線LANルーターの電波が拾える位置にすること。既に電波状況が悪い位置に設置しても拾える電波が元々少なくなってしまうで中継機の意味がなくなってしまいます。
まとめ
WPSを用いた接続方法で、使用中のBUFFALOの無線LANルーターと簡単に接続できました。中継機を適切な場所に設置したことで電波状況も改善され、それまで不安定だったエリアでも安定した通信が可能になりました。この機種は有線LANのアクセスポイントとしても機能しますが、ギガビットに対応はしていないので、安定した高速通信が必要な人は上位モデルを選択したほうがいいでしょう。
ちなみに登録が面倒でまだTetherアプリは導入していませんが、ブラウザから中継機にアクセス(ルーターのDHCPで割り振られたローカルIPにアクセスして)することもできました。
また、中継機のアクセスポイント名ですが、2.4GHz帯は2.4GHzのSSID名_EXTとなり、5GHz帯は2.4GHzのSSID名_5GEXTという名称になっていました。一瞬、バグっているのかと焦ったのは内緒ですw
TP-Link (2021-04-02T00:00:01Z)
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